1人ではショートスリーパーになれない理由と対策

【この記事を書いた人】中原 洋
1日2~3時間睡眠のショートスリーパーで、陸上100m 10秒台(追い風参考記録)。
東京大学工学部を卒業後、生命保険会社に勤務。仕事と趣味、勉強を両立する手段として、睡眠時間を短くする方法を学び、堀大輔氏の著書「睡眠の常識はウソだらけ」の執筆にもたずさわる。

筆者が受講したショートスリーパーの講座(Nature sleep)はこちらです。

睡眠時間を短くしたい!ショートスリーパーになりたい!

と1人でいろいろと試している方、または試そうとしている方に僭越ながらアドバイスをさせていただきます。

1人ではショートスリーパーになれないです。

もちろん100%じゃないですが、90%くらいの確率で失敗すると思います。

その理由を、かつて1人で睡眠時間を短くしようとして上手くいかなかったのちに、3時間睡眠のショートスリーパーになって約3年継続している私が解説します。

この記事を読めば、自分1人で試行錯誤して失敗を繰り返す無駄な時間を省くことができて、より効率よく、楽に最短距離でショートスリーパーを目指せますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

自分だけではショートスリーパーになれない理由がわかる2つのケース

睡眠時間を短くすることくらい、1人で何とかできるだろうと思ってしまいがちで、もちろん中にはショートスリーパーになれてしまう人もいるのですが、多くの人にとって難しいのはなぜか。

わかりやすい例を2つ挙げます。

義務教育の恩恵

もし仮に義務教育というものがなかったら、中学卒業時点で、同じくらいの学力を身に付けられたでしょうか。

教科書やテストなどの教材のみで、毎日何時間も自主的に勉強を続けてこられたでしょうか。

漢字を何回も書取りしたでしょうか。

泳げるようになったでしょうか。

リコーダーを吹けるようになったでしょうか。

そもそも朝6時台や7時台に起きられたでしょうか。

嫌いな野菜も残さず食べていたでしょうか。

これらは義務教育という決まりの中で、そして学校というものがあったからこそ実行できたことでしょう。

仮に子どもではなく大人だったとしても、自分1人で、自主性のみではここまで習得できなかったはず。

中には、勉強や、新しいことを次々に学ぶ、挑戦することに快感を覚えて、自分1人で全てやってのけるスーパーマンもいるでしょう。日本にはありませんが、諸外国では飛び級制度で、10代前半で大学に入学してしまう子もいますね。

義務教育なんていう大層な例を出さずとも、日頃やらなきゃいけないと思っていることを、その都度即座に実行に移せている人がどれだけいるでしょうか。

ついつい、ぐーたらしてしまうのは人間の性でしょう。

睡眠時間を短くすることが、そんなに難しいことなのかと言われれば、全くもってそんなことはないです。

むしろやるべきこと、やってはいけないことは極めて簡単なのですが、それすらも自分1人ではできないのはなぜか、もう一つ例をみてみます。

法律

義務教育という制度、または学校という組織の中にいれば、守るべきものは守り、やるべきことはやるのでしょうか。

答えは、否です。

20歳になるまで、お酒を飲まずにいた人はどれだけいるでしょう。たばこは?

車の運転中、交通ルールにしたがって、スピード違反など一度たりとも犯さず、1km/hたりとも法定速度を超えたことがない人は何人いるでしょう。

決まり事というのは、誰が作ったにしろ、どんな罰則があるにしろ、あるたった一つの理由によって、平気で破られてしまいます。

「みんなやっているから」

みんなやっていることは、自分もいざという時は、やって良い。

自覚、無自覚を問わず、このような自動変換がかかることで、自分がすべきこと、もしくはすべきでないことは、平然と破られてしまいます。

自分1人で何かを成し遂げようとすれば、自分以外の存在からの影響によって、プラン通りにいかなくなる可能性が非常に高くなるのです。

国が定めた、社会が安全に、平和に存在していくためのルールですら破ってしまうのに、自分の睡眠時間をコントロールするためのルールなど、守れるのでしょうか。

かなり大袈裟な例えを使って、自分1人の無力さを表現しました。

ちなみに大部分の人は、けっこう長めに寝ているか、寝ようとしているわけですので、 「みんなやっているから」という理由によって、自分も…と長時間睡眠寄りに引っ張られる要因にもなります。

1人じゃなかったとしても、ショートスリーパーになれないことが多い理由

さて、自分1人でうまくいかないのなら、他者の力を借りるまで。

と意気込んでもうまくいかない理由を今度はお伝えします。

「言われたことやらないじゃん」

この言葉に尽きます。

多くの人のことを偉そうに決めつけてしまいますが、基本的に人は、他人に言われたことをそう簡単にはやらない習性があります。

コンビニ

たまたま立ち寄ったコンビニのレジで会計をしている時に、店員さんに「コンビニ飯ばかり食べてたら身体に悪いですよ。自炊しましょうよ。」と言われて、

「うん確かに!今夜から自炊しよう!」

とはならないですよね。

いや、あんたが言うんかい!という面白さから、妙に納得して言うことを聞きたくなる可能性もありますが、見知らぬ他人に、いきなりアドバイスされても聞きませんね。

お前誰やねん、という時には、言われたことはやらないようです。

おかあさん

勉強しなさい、ゲームしすぎちゃだめ、暗いところで携帯いじらないで、さっさと寝なさい、部屋片付けなさい、早く帰ってきなさい

この中で一つでも真面目に、言われた瞬間、素直に即座に自分の行動を正して、言うことを聞いていたという人はかなり少ないと思います。

コンビニではお前誰やねん、という理由で言われたことをやらなかったわけですが、今回の例のように近すぎる関係でもいけないようですね。

ちなみにこれ子どもの話でしょ?と思われるかもしれませんが、大人になってからも本質的には変わりません。

なぜなら子どもの時から、散々言うことを聞いてこなかったという強い習慣が定着しているからです。

好きなアイドル

発売されるたびCDを買って、ライブにも欠かさず行くくらい大好きなアイドルがファンに向かって、

「お酒飲みすぎちゃダメだよ、食べ過ぎて太らないでね」

と呼びかけて、その通りにしますでしょうか。いや、もちろん実行に移せる素晴らしい人もいるでしょう。

しかし、大多数はそうではないはず。

それができるのなら、ぜひアイドルの皆様方には、上記の啓蒙活動のようなことをしていただいて、多くの日本人をより良い方向に導いてもらいたいですが、実際のところ無理ですよね。

サッカーのメッシ、野球の大谷翔平選手など、超一流のスーパースターが言ったことを、世の少年たちがみな実行に移せるのなら、スポーツのレベルは飛躍的に底上げされるはずですが、そうはなりません。

そろそろ説明が回りくどいと思われ始めたでしょうから、最後のケースを。

会社の上司

会社の上司に言われたこと、または部活の顧問の先生ではどうでしょう。

おそらく言われたことを高確率でやると思います。

何の巡り合わせか、コンビニで店員と客という関係として出会っていたとしても不思議ではなかった中年のおじさんと、会社の上司と部下の関係においては、初対面で、ほぼ見知らぬ他人状態であったとしても、言われたことはやるのです。

ランチでいつもコンビニ飯を食べているところを指摘されたとしたら、次の日から食堂に行ったり自炊してくる可能性が高いでしょう。コンビニのおじさん相手では違ったのに。

単純に相手が偉いか、偉くないかではありません。だって総理大臣の言うことは同じようには聞けないですよね。

相手の世間的な立場、偉さによって、自分の行動が簡単に変わるのだとしたら、こんなに素晴らしいことはありません。名著と称される、偉人たちが書いた本をたくさん読めば良いのですから。

ちなみに会社の上司なら、何を言われても言うことを聞くのかといえば、そうでもありませんね。

太り散らかした上司に、運動の重要性を説かれ、毎日ジムに行って、このメニューをこなせよと言われても、行かないですよね。

たくさんの理由があるでしょうが、この2つの理由が大切です。

・運動の専門家ではないから
・監視の目がないから(特にこちら)

じゃどうすればショートスリーパーになれるの?

色々ごたくを並べたのですが、やるべきことを、その通り実行し、やってはいけないことをやらなければ、ショートスリーパーにはなれます。

例えば、「できる人は超短眠!」というショートスリーパーになるためのメソッドが書かれた本にある、7つのルールです。

これだけで完全なショートスリーパーになれるわけではないですが、極めて重要なルールで、これが守れなければ睡眠時間をコントロールするのは無理と言っても過言ではないもの。

  1. 二度寝やスヌーズ機能使用の絶対禁止
  2. 起床時間を固定する
  3. 自分の睡眠を記録する
  4. 起床時と帰宅直後にエクササイズを行う
  5. パワーナップの練習、採用
  6. 週に1~2回であれば、長時間睡眠OK
  7. 眠る前にストレッチをする

どれも簡単そうですが、やってみると分かる通り、難しく、1ヶ月連続で達成できるのは、100人中1人いるかいないかでしょう。

ではこれまでの話を踏まえて、どうすればこのルールを守れるのか。

誰が作ったルール?信用できるの?

まずこのルールをつくった人はいったい誰なのか、ここを押さえておきましょう。先に述べたとおり、これが知らない、通りすがりのおじさんではいけないわけです。

これまでに1,500人以上のショートスリーパーを育成してきた、堀大輔さんという方で、この方自身は1日30分睡眠です。つまり、睡眠ないしはショートスリーパーの専門家であるわけですね。

ここを疑う人も当然いるとは思うのですが、あまり話の本筋ではないので、いったん置いておきましょう。

どう自分を縛るか

最重要の問題はここですが、やはり、ほとんどの方の人生において成功例となっている義務教育に習うのが良さそうです。

・先生がいて、定期的にアドバイスをくれる。
・ルールを破ると、指摘が入る(または罰則がある)。
・自分と同じように、ルールを守ろうとしている集団(コミュニティー)に入る、または仲間を作る

上記のような環境をつくるべく、工夫をすれば良いわけです。

すごく簡単なことを小難しく話してきましたが、このように何かを習得しようと思ったら、大概の場合は習いにいくのが普通ですよね。

子どものときからやったと思います。習い事。

習い事に行くとなぜ効率が良いのか。

上達する方法を教えてくれるからというのは、一つの理由に過ぎません。今どき、方法はYouTubeや本を探せば転がっていますから。

重要な理由は、上記の条件を満たしているからです。

例えば、ピアノの習い事だと仮定すると、

・レッスンに行けば、自分の演奏(習熟度)に対して、アドバイスをもらえます
・毎回、次回レッスンを予約するので、サボりづらい
・宿題をやってこないと、叱られる(注意される)
・同じ志をもった生徒が大勢いる

このように、ルールを守らざるを得ない環境、仕組みをつくることに全力を注ぎましょう。

私がショートスリーパーになれた方法は?

結局宣伝かいと思われても仕方ないですが、私が受講したNature sleepというショートスリーパー育成カリキュラムはかなりおすすめです。

要は、習い事ですね。

自分であれこれ考えて、環境を整える必要がほとんどなくて、敷かれたレールの上を走るだけで良いのでとても簡単です。

もちろんNature sleepを受講しなくてもショートスリーパーになれる人はたくさんいるでしょう。

書籍や動画をみて、自分1人でチャレンジされる方は、今回お話したことを念頭においてやられてみてください。

仮に失敗したとしても、それも一つの糧ですので、諦めずに、今度は人の力を、強力な仕組みの力を借りて、めげずに再チャレンジしましょう!

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