【実践例】ショートスリーパーにしかできない、旅行を120%楽しむ睡眠術

【この記事を書いた人】中原 洋
1日2~3時間睡眠のショートスリーパーで、陸上100m 10秒台(追い風参考記録)。
東京大学工学部を卒業後、生命保険会社に勤務。仕事と趣味、勉強を両立する手段として、睡眠時間を短くする方法を学び、堀大輔氏の著書「睡眠の常識はウソだらけ」の執筆にもたずさわる。

筆者が受講したショートスリーパーの講座(Nature sleep)はこちらです。

ショートスリーパーは普段の生活で、自分の好きなことを存分にできるというメリットだけでなく、旅行でも普通の人とは違う楽しみ方ができます。

睡眠時間が短いだけで、少なめに言っても普通に睡眠をとる人の2倍は旅行を楽しめます(表題は控えめに120%、1.2倍にしておきました)。

今回は私が実際に行った旅行での睡眠術と夜中の楽しみ方をみなさんにご紹介します。

ショートスリーパーの格安旅行

3時間睡眠のショートスリーパーである私は、1か月タイで格安旅行をしていました。どれくらい格安かというと、宿泊先をモーテルにして、1泊500円程度に抑えるくらい格安です。

モーテルの特徴と欠点を最大限に生かす睡眠術

モーテルはバックパッカーの方に馴染みがありますが、いわゆる自分一人だけの個室ではなく、二段ベッドが複数並べられて、みんなで一つの部屋を共有するタイプの宿です。トイレとシャワーは共用となります。

 

このモーテルの説明を聞いていただければ、自然と欠点ばかりが浮かび上がってきたと思います。

  • 治安
  • 他の人と一緒の空間で寝るなんてストレス
  • 他の人のいびきで寝られなさそう
  • モノを盗られないか心配
  • トイレやお風呂が共用だと、自分のタイミングで使えなくて不便

などなど、神経質な方には致命的ともいえる欠点がざっと並んでいます。

かく言う私もどちらかといえば神経質で、慣れない空間では寝つきも悪くなりがちで、人のいびきなども気になってしまいます。しかしながら、私はショートスリーパー流の睡眠術で、この圧倒的不利な空間に苦しむどころか、快適に過ごすことができました。

また後ほど紹介します。

睡眠はお金がかかる

なんでわざわざモーテルを攻略しなければならないんだ、と思われるでしょうが、それは格安旅行を実現させるためであり、ホテルに使うお金を食事やお土産などに使うためです。宿泊費以外に出費を切り詰められるものはないのかと考えると、旅行で避けられない出費は主に、

  • 移動費
  • 食費

だと思いますが、それぞれどのように節約できるのかを考えてみましょう。

移動費

旅行をする上で当たり前ですが、移動は避けられません。海外に行くのに出費を抑えようと思えば、飛行機のLCC一択でしょう。国内なら夜行バスでしょうか。

それ以下で出費を抑えるのは現実的に不可能ですね。写真はタイに行く際に使ったscootというLCCの会社です。

 

食費

食費は1日1食というように回数を減らしたり、贅沢な食事をしないことで切り詰められますが、旅行の大きな目的が、”現地の料理を楽しむ”という方にとっては、食費を切り詰めるのは本末転倒ですね。

食事を存分に楽しむことは、多くの人にとって旅行の醍醐味だと思いますので、無理して削るのはお勧めできません。

ちなみにタイでは市場で売られているこんな肉の串が1本10バーツ(30円ちょい)で売られているので、自然と食費の節約にはなりますが…

宿泊費

本題の宿泊費です。

食費と同じように、良いホテルに宿泊することが旅行の醍醐味という方も多いのは分かっていますが、睡眠中は意識がないので、どこで寝ようと同じようなものかなと思える方は、この宿泊費をガッと削りに行くことが可能です。

宿泊費は、国によりますが、平均で1泊1万円近くする場合が多いと思います。これを仮に3割、3000円程度に抑えられたとしたら、7000円ものお金が浮きますね。

どれだけ豪華な食事を食べられることでしょう…!睡眠にかかるお金は非常に高いのです。

ショートスリーパーのモーテル攻略法

先ほど挙げた欠点ごとに、どのようにモーテルを攻略するか見てみましょう。

他の人と一緒の空間で寝るなんてストレス

多くの人が寝る時間帯は、たいてい21時~朝9時の間に収まっていますよね。

3時間のショートスリーパーなら、他の人が外出している時間帯に、さっと睡眠をとることが可能ですから、

夕方17時頃に宿にチェックインできれば、20時まで3時間寝て、睡眠終了です。この間、他の宿泊者は大概外出しています。起床して晩ごはんを食べに行けますね!

多相性睡眠といって、1度に3時間寝るのではなく、2度に分けて、1時間半ごとに寝ることも可能ですので、他の宿泊者がいない時間帯をより細かく狙うことも可能です。

他の人のいびきで寝られなさそう

そもそも他の人と同じ時間帯に寝ないのでクリアです。

モノを盗られないか心配

モーテルはそもそも個人ロッカーがあるので、貴重品はロッカーに入れることで、物を盗まれるリスクは減らせますし、鍵やスマホについては、ねまきのポケットに入れるなどすれば対応できます。

睡眠時間が短いので、何かを盗られるリスクもそれだけ短いことに着目してください!7時間睡眠に比べれば、3時間はリスクが半減しますよね。

トイレやお風呂が共用だと、自分のタイミングで使えなくて不便

これもお察しでしょうが、他の宿泊者が寝ている時間帯に起きておりますので、好きなだけシャワーを浴びることができます。これはかなり大きなメリットです。

主に私のタイでの経験から、モーテル攻略法、そして格安旅行を実現するコツをお伝えしました。他の人が寝ている時間帯に起きていれば良いというお話を繰り返しお伝えしましたが、では夜中にいったい何をすればよいのか、私の体験談も交えてお伝えします。

ショートスリーパーの深夜の過ごし方

ショートスリーパーでなかったとしても、大前提としてわざわざ時間をかけて訪れた旅行先で、睡眠に時間を費やすのは勿体なさすぎます。

自宅で寝ようが、どれだけ素敵な国の豪華なホテルで寝ようが、意識ないですからね。単純に旅行を楽しむ時間が減るだけです。

ホテルのロビーを有効活用

ホテルのロビーってとても綺麗で優雅な気持ちで過ごせますよね。しかしながら、この素敵な空間にいる時間ってとても短いのではないでしょうか。

深夜こそチャンスです。こんな時間帯にロビーにいる人など誰もいませんので、思い思いのことを自由にできます。優雅に読書をしてもよいですし、スマホゲームをしても良いでしょう。海外のホテルのロビーでするゲームは格別でしょう。

ちなみにモーテルのような格安宿にもロビーはありまして、日中は宿泊客がご飯を食べたり、喋ったりと騒がしいですが、深夜はとても静かです。

私自身は、モーテルのロビーで仕事をしていました。モーテルのオーナーに、サッカー見ても良いか?と言われ、サッカーのプレミアリーグの試合を一緒に見たりもしました。部屋で寝てるだけでは出会えない、稀有な体験です。写真は仲良くなったモーテルのオーナーと別れ際に撮った写真です!

24時間営業のお店を活用

場所にももちろんよるのですが、海外でも大概の大きい都市には、24時間営業のファストフード店が存在します。私がいたタイの田舎町は観光地でもあったので、24時間営業のバーガーキングとマクドナルドが2店舗ありました。

夜中でも意外と人の出入りがありますから、海外の雰囲気を味わうことができます。あまりない例かもしれませんが、旅行先でも仕事をする必要がある方にとっては、眠気が生じづらい良い環境です。

写真は深夜のバーガーキングですね。

移動

私自身の経験ですが、タイの田舎町から首都のバンコクまで5時間の鉄道の旅をしました。この鉄道は一等席から三等席までありまして、私は三等席に乗ったんですね。これはとてもじゃないですが寝られたものじゃなかったのです。直角に形作られた鉄の椅子です。前提として寝られないような移動だったわけです。

床に寝ている人もいますね…

この列車の出発が朝4時だったのですが、こういう変な時間帯でも躊躇なく利用しようと思えるのがショートスリーパーの強みでもあります。朝4時からの長時間移動でも、そもそも寝る時間帯ではないので、起きてられるのです。

みなさんの旅の参考にならない例で恐縮ですが、移動に自分の睡眠を左右されづらいのがショートスリーパーの良さということだけ伝われば十分です。

深夜に出発して午前中に到着する飛行機に乗るなんていう状況で、飛行機でろくに寝られず、そのあとの旅行で苦しい思いをするパターンは多いかと思いますが、もともと3時間程度の人は、飛行機で寝られなかったとしても、そのあとの時間帯で簡単に睡眠をとり直せます。

語り合う

旅行は特別なひと時ですから、いっしょに旅行に行っている人と、普段できない話をするには持って来いでしょう。日中は観光やら食事やら忙しいと思いますから、深夜というのはなかなかに良い時間帯です。

ホテルのロビーなど、誰にも邪魔されない静かな場所で、好きなだけ語り合うことが可能です。

私の場合は、一人旅でしたが、モーテルで出会ったイギリス人とカナダ人3人で、夜な夜なずっと語り合っていました。私は英語が不自由ですので、良い聞き役となっていましたが…

まとめ

旅行だからこそできる非日常の体験は、起きてこそできますよね。深夜の時間帯も余すことなく楽しむことで、最高の旅行をしたと満足できると思います。

ショートスリーパーというと、すぐに睡眠時間が短いと連想されますが、大切なのは起きて長い時間行動している事実です。

基本的には1泊より2泊、2泊より7泊した方が、やれることが増えて満足度もより高まると思いますが、それと同じことですね。

旅のためにショートスリーパーになる必要はないですが、ショートスリーパーの方はぜひトライしてみてください!安全面にはくれぐれもご注意を。

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