睡眠時間を削ることのリスクや影響は多くの研究者や医者が警鐘を鳴らしています。
実際に私は平均3時間睡眠のショートスリーパーを1年半続けてきましたので、実際に睡眠時間を削るとどうなるか、かなりの信ぴょう性でお伝えできます。
これから睡眠時間を短くしたいと思う人、否応無しに現在短くなっている人に特に参考になる記事ですので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。
私と同じように、睡眠時間を健康的に短くしたい方、日中の眠気を改善したり、朝の目覚めを最高のものにしたい方、苦労することなく眠りにつけるようになりたい方は、ぜひNature sleepという講座を受講されることをお勧めします。
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Nature sleepでどんなことを学べるか、価格は評判はどんなものか、などはこちらにまとめてあります。→Nature sleepの全て。
1日30分しか寝ないことで有名な睡眠の専門家である堀大輔さんによる、読んだ瞬間に睡眠の常識がガラリと変わる無料メルマガもありますので、よろしければどうぞ!
Contents
睡眠時間を削ったことが原因で人が死ぬことはない
睡眠時間が短いと聞くと、「たくさん寝たほうがいい」「早死にするでは」と反射的に思う方が多いです。
睡眠時間を削ると本当に早く死んでしまうのか、有名な精神科医の先生のTweetを紹介します。
健康診断も正常で前日まで元気だった方が亡くなって、その原因が「睡眠不足」とか断言できちゃうのは色々とおかしい。リアルに睡眠が不足したら人間は強制的に「寝落ちしちゃう」だけで、睡眠不足だけで「死んじゃう」ことはありません。 https://t.co/q3qU2jvwlE
— マンガで分かる心療内科/ゆうきゆう/単行本発売中! (@sinrinet) 2019年3月4日
このように、原因不明の突然死みたいな現象も、蓄積された睡眠不足の影響が…といって、片付けられてしまうことが多いです。
大昔に地震や火事、飢饉など天災が起きた時に、原因は祈りが足りないからだ、神の怒りだなどと思っていたようなものです。
睡眠不足とは便利な言葉で、睡眠不足の影響を本当は誰も知らないために、適当なことを言っても、それっぽく感じてしまいますが、冷静に考えてみましょう。
人間の体はうまくできていて、どれだけ寝ずに頑張っても、眠気がピークに達すれば寝てしまいますよね。
例が悪いですが、死ぬまで空腹を我慢してハンガーストライキを実行できる人はいても、死ぬまで眠気を我慢して死んでいく人はいないのです。
ハンガーストライキはできても、スリーピーストライキはできません。
1日30分しか睡眠をとらないことで有名の堀大輔さんが、マツコデラックスさん出演のテレビ番組にでた際に、仰った言葉を紹介します。

番組の様子はこちら。
死の直前に睡眠時間が短かったことが取りざたされて、「睡眠時間が短いと過労死の可能性やら、うつのリスクがどう」と騒がれますが、それをいうならば、睡眠時間だけじゃなく、いろいろな時間が短かったはずです。
- 友達との交流
- 家族と過ごす時間
- スポーツなど趣味を楽しむ時間
- ゆっくりと食事をする時間
堀さんが仰るように、仕事でのストレスや、上に述べたような息抜きの時間が極めて短かったことによって、心身に影響が出てしまったと考えるのが自然です。
私個人の体験談としては、3時間睡眠の生活を1年半続けたところ、以前よりもより心身ともに健康的になったと感じています。運動をする時間がとれるようになったことと、趣味に打ち込む時間が増えたことが、かなりポジティブに働いています。
ショートスリーパーになってみて、人生がどう変わったかはこちらも参考にされてください。
睡眠時間を削って寿命が縮まる例
睡眠時間が短くなることで本当に寿命が縮まるのか、もう少し掘り下げます。
大前提として、ふだんから短い睡眠時間で生活しているショートスリーパーの話をします。ふだん7時間寝ているのに、最近3時間しか寝ていない…と言う睡眠不足の人の話ではありません。
交通事故に遭う確率が増加
単刀直入に言えば、睡眠時間が短いと、交通事故に遭う可能性が上がります。なぜなら起きている時間が長いので、単純に車を運転する回数、または歩行者として道を歩く時間が増えるからです。
たくさん宝くじを買ったら、当たる確率が高くなるのと同じ話で、当たり前です。
自分が運転して事故を起こさずとも、誰かの運転によって事故に巻き込まれる可能性は捨てきれません。
「睡眠時間が短くなると、交通事故に遭う確率が高くなる。」はおそらく言えてしまいますし、その結果、「睡眠時間が短くなると、寿命が縮まる。」も言えてしまいます。
しかし、だからといって「睡眠時間を削るのは危険だ!!」というのは違いますよね。
それなら、長生きすればするほど、交通事故に遭う確率が高くなりますから、長生きは良くないという論理も成り立ってしまいます。訳わからないですよね。
ふだん7時間寝ているのに、ここ最近3時間しか寝ていない!という人は眠気が出やすいので、当然運転は危険で交通事故を起こす可能性も高まります。
これまでお話してきたのはあくまでふだんから短い睡眠時間で生活している人についての話です。
事件に巻き込まれるリスク
睡眠時間と交通事故の関係について見てきましたが、これは交通事故だけでなく、どんなことにも言えてしまう、という話をしていきます。
睡眠時間が短いということは、何かしら活動をしているわけですので、例えば外にいる時間が長くなるのなら、誰かに襲われる可能性は確実に高くなっていますよね。
つまづく可能性だって、転ぶ可能性だって高くなりますし、誰かの肩にぶつかって、トラブルになる可能性も高まります。
外に出ずに家に引きこもっていたとしても、家の中の家具に小指をぶつける可能性は高くなるはずです。
睡眠をとっていれば、これらのリスクはゼロです。睡眠時間が短く、活動時間が長いと、あらゆるリスクが増えてしまい、運が悪ければ結果的に死に至る可能性は高くなります。
「誰でも良かった」なんていうとんでもない理由で人を殺めてしまう人に遭遇する確率も高くなりますからね。
人間関係を悪くしてしまうリスク
睡眠時間が短くて起きている時間が長い分、人と接する時間が長く、頻度が高いと、それだけ関係が悪化する可能性も高くなります。(もちろん逆に関係が深まることもあり得ます)
また対面だけじゃなく、LINEなどのチャット、SNSを利用する時間が長いほど、それらを原因としたトラブルが起きやすくなります。
逆にずっと寝ていれば、人と関わることがないので、直接的に人間関係が悪くなることはないでしょう。(良くなることもない)
「人間関係を悪くしたくなければ、たくさん寝たほうがいい」はおかしいですよね。睡眠時間なんて人間関係においては関係ありません。
睡眠時間が短いと●●とやたら取り上げられることの、おかしさが見えてくると思います。
睡眠時間を削ることで寿命が縮む、早死にするという主張を改めてみると、違和感を感じるようになってきたのではないでしょうか?
生きることはリスクをとること
睡眠時間が減るということは、活動時間が増えるということであり、活動時間が増えれば、何かしらのリスクが増加していることは間違いありません。
それはこれまでみてきた通りです。
- ジェットコースターに乗れば、整備不良などの事故に遭うリスクが生じます
- 海外旅行をすれば、飛行機が墜落するリスクや、現地で犯罪に遭うリスクが生じます
- 街を歩けば、車にひかれるリスク、犯罪に遭うリスクが生じます
- 電車に乗れば、ホームで誰かに突き落とされるリスクが生じます。電車が脱線するリスクもあります
- 友達と付き合うと、人間関係が悪化するリスク、喧嘩するリスクが生じます
- 告白すると、フラれて嫌な思いをするリスクが生じます
- 行動をすると、全てリスクが生じます
当たり前です。
極論を言えば、家の中で歩くだけでもリスクはあるのです。
1歩1歩踏みしめるごとに、足を捻挫するリスクが生じていますから。なるべく歩かないようにすれば、捻挫をするリスクは最小限に抑えることができます。
さて、そんなあらゆるリスクを最小限に抑えるべく、たっぷり睡眠をとる生活が果たして楽しいかと言われれば、そんなことは決してないでしょう。
それが一番長生きできるんだ!と研究や実験で判明してようが、そんな人生を歩みたいという人は皆無と言って良いと思います。
睡眠時間を短くすれば、たくさんのことができます。リスクをとることで、リターンが生まれます。投資と一緒です。
翌日の仕事を気にせずに、夜遅くまで起きていられるし、誰よりも好きなことに打ち込むことができます。
その結果、何かしらのリスクが高まって、寿命が縮まる可能性があった(交通事故の例で見たような屁理屈)として、それが一体何なのでしょう。
大きなお世話ですね、そんなことまで気にするなら、少なくとももう外は歩けません。
まとめ
今回の記事を読んでいただいたことで、睡眠時間を短くしても特段の問題がないことがお分りいただけたと思います。
「睡眠時間を削ると●●」という言葉の裏には、人より長い時間起きて、一体何をしているのか、の考察が当然必要ですが、多くの研究や実験ではこれを無視して、単純に睡眠時間だけに目を向けているので著しく信ぴょう性に欠けます。
睡眠時間を短くしたかったけど不安だった!という方は、ぜひ安心してショートスリーパーを目指されたら良いと思います。
私がショートスリーパーになれたのは、Nature sleepという講座(リンク)を受講したためです。Nature sleepとは何か、講座で学べる詳細な内容や、料金、評判など全てについて記載した記事(リンク)がありますので、ぜひご覧ください。
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