私は現在3時間の睡眠時間で毎日生活するショートスリーパーです。
1日3時間睡眠で活動できるようになったのは1年前で、それまでの7時間の睡眠だったときとは生活が劇的に変わりました。
そのあたりの経緯は、<https://veryshortsleeper.site/>を見ていただくと分かるとして、今回は、
- 3時間の睡眠時間で生活する人なんて本当にいるのか
- 3時間の睡眠時間にすると生活がどう変わるのか
- 3時間の睡眠時間にするために知っておくべきこと、やるべきこと
をまとめました。
この記事を読めば、3時間の睡眠時間で生活することが身近に感じられて、人生の選択肢が広がります。ショートスリーパーになって、膨大な時間を生み出し、生活はたまた人生を激変させる選択肢をぜひ持ちましょう。
Contents
【偉人ばかり】3時間の睡眠時間を実践する有名人
3時間の睡眠時間で生活する人が本当にいるのか不安ですよね。赤信号みんなで渡れば…ではないですが、みんなが3時間での睡眠を実践しているのなら自分も…と思う気持ちも分かります。
ということで、ここでは3時間の睡眠時間で生活している(た)有名人を紹介したいと思います。
ナポレオン
3時間睡眠といえば、この人!ナポレオンです。
ショートスリーパーの話になると必ずと言っていいほど出てくる人で、世界でもっとも有名なショートスリーパーなのではないでしょうか。
短時間睡眠を是としたくない人による策略か知りませんが、実は他の時間帯に仮眠をとっていてトータル3時間ではないという説も広まっています。
しかしながら、ナポレオンがもし仮眠をとっていたのだとしたら、さすがナポレオンだと思うわけです。仮眠が何分程度だったのか分かりませんが、仮に15分程度の短い仮眠だとしたら、
これはまさにパワーナップと呼ばれる、21世紀になり現代の超一流企業が採用しているプログラムを約200年前からやっていたことになります。
さすがとしか言いようがありません。
正しいパワーナップの効果や方法はこちらを見てください。
合計の睡眠時間は確かに増えていますが、仮眠はそのあとの行動や思考を最強にするための準備時間であるので、仮眠をとっていたから3時間じゃないとか、だからなに?という感じなのです。
仮に仮眠が長い時間だったとしても、睡眠をいくつかに分けてとる分眠をしていたということになって、これまた凄いことです。
睡眠を分けてとるのは多相性睡眠と言われるものですが、これも現代になって有用性が分かってきたことです。
ちなみにかの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチも睡眠を分けてとっていたようで、この人は15分の睡眠を4時間おきにとっていたと言われています。トータルは15分×6回で90分睡眠ですね。
ナポレオンがのん気に睡眠を10時間もとっていたとしたら、皇帝の座は他の者に取られていたでしょう。
孫正義
孫正義さんは日本を代表する経営者でソフトバンクグループの社長で、この方の睡眠時間も3時間程度と言われています。
とてつもなく大きなプロジェクトをいくつも同時に進めていて、誰がどう考えても孫さんは多忙に決まっていますが、この方がきっちり7時間睡眠をとっていたらむしろ驚きですよね。
7時間寝ていたとしたら、3時間睡眠の現在と比べて、1日4時間×365日=年間1400時間何もしていない時間が存在する計算になります。
1400時間を毎年失っていたら、ソフトバンクグループはきっとここまで成長していないでしょう。何せ孫正義さんの1400時間です。
時は金なりと言いますが、孫正義さんの場合、一瞬の時でも膨大な金を生み出せるわけですから、1400時間などという時間が失われるのはまさに莫大な損失です。
孫正義さんに限らず、グローバルに活躍している人ほど、海外の日中の時間帯にも起きて対応しなければなりませんので、必然的に睡眠時間は短くなっていくでしょう。
1日中パソコンの画面を見る必要がある職業として、トレーダーも同様です。
海外FXや仮想通貨のトレードは24時間365日行われていますので、ポジションをもったまま眠りについて起きたら大損失をくらっていたということもあり得てしまいます。
上戸彩
上戸彩さんは3時間睡眠…ではなく、2時間睡眠と言われています。
説明不要なほど、年々お綺麗になられている日本を代表する女優さんですが、2時間睡眠でも病気がちでも眠そうでもないですよね。
顔のパーツやフォルムは睡眠時間によって当然変わるものではないですが、睡眠時間が短くても美人でいらっしゃいますね。
肌は誰よりも綺麗に見えますし、顔色や血色もよく、生まれつきで決まるもの以外の部分でも美しいですよね。
多くの人が、睡眠時間が短いと肌に悪いと思っているでしょうが、それは誤解です。
に詳細は書いていますが、睡眠自体はむしろ肌にとって悪いというのが正しいです。
では睡眠時間が短ければ何をしても良いかと言われれば、そうではありません。
当たり前ですが、起きている時間に何をするかというのは非常に重要です。
例えばですが、3時間睡眠の人が残り21時間の間、暴飲暴食を繰り返していたら、当然のように太りますし、肌にも悪いでしょう。
この事実から、3時間しか寝ないと太るし、肌にも悪いというのは間違いですよね?
こう書くと当たり前に思うかもしれませんが、
「3時間睡眠は肥満のリスクを高めて、肌へのダメージも深刻化する」と唐突に書かれると信じてしまいますよね?
「ショートスリーパーはうつになりやすい」とよく言われますが、これも同じです。
結局睡眠時間が短い、つまり起きている時間が長くなって何をしているかに着目しましょう。カギは睡眠ではなく、起床の方です。
3時間寝て、残りの21時間で家族と幸せに暮らして、趣味にも打ち込んでいるという方がうつになるでしょうか?なりませんよね。
「ショートスリーパーがうつになりやすい」と言われるのは、ふつう自分の意志とは反して睡眠時間が短くなっている人です。
会社の残業などで自宅に帰りたいけど買えられない人や、その他やらねばならぬことが多くて仕方なく睡眠不足という状態になっているのです。
仕方なくやっている仕事などに追われている時間が長ければ、それはうつになってもおかしくないですよね。
うつの原因が睡眠時間が短いことではなく、起きている時間に行っている行動によるものだということがお分かりいただけたでしょうか。
【実践例】1日がどのように変化するのか
睡眠時間が3時間になるというのは、言葉で言うと簡単で、「ふ〜ん、それで?」となってしまいそうなものですが、毎日の生活が3時間睡眠に変わると、凄まじい変化を体感できます。
7時間睡眠の生活
元々7時間睡眠で、24時から7時に睡眠をとっていたとしましょう。
21時に帰宅
~23時 家族と会話、テレビ見つつ晩ごはん、お風呂など
~24時 1時間のみの自由時間
24時 就寝
仕事から21時に帰宅したとすると、24時に寝なければいけないので、家族と会話して、少しテレビを見つつ晩ごはんを食べて、お風呂に入ったら2時間は経って23時になっていますよね。予定の就寝刻まであと1時間しかありません。息をつく暇もないですね。
筋トレも勉強もしたいと思っていても、食後かつ就寝前というサンドイッチに挟まれた状態ではもはや無力でしょう。ただテレビや携帯を見つつ、就寝を待つしかなさそうです。
3時間睡眠の生活
では3時間睡眠ならどうでしょう。
21時-24時 退社後、カフェや筋トレなど外でのんびり
24時-2時 家族と会話、テレビ見つつ晩ごはん、お風呂など
2時-4時 2時間も自由時間あり
4時 就寝
4時に寝て7時に起きるとしましょう。
仕事が終わって本来なら21時に帰宅していたところですが、そもそも就寝時刻は4時なので、まだ帰らず24時くらいまで外にいることが可能です。
ジムで筋トレをするなり、必要な勉強に打ち込むなり、たっぷりの自由時間です。映画館にレイトショーを観に行くのもいいですねぇ…レイトショーは場所によっては大人でも1300円と、3割くらい格安です。
24時に帰宅しまして、就寝直前の家族と少し話して、食事をして風呂に入って、午前2時。就寝まではまだ2時間もあります。
もう一回筋トレに出かけることだって可能ですし、勉強を2時間みっちりやることも可能です。
いかがでしょう。1日ならまだしもこれが死ぬまで未来永劫続くと思ったらどうですか。最強ですよね。
1日が4時間延びることの威力は計り知れないです。
ちなみにお気づきかもしれませんが、帰宅時間を24時にしているので、帰宅ラッシュを巧妙に避けています。ジムについても21時~22時、もしくは午前2時に行っていますので空いています(24時間営業のジムがおすすめ)
これは夜型の私の生活をモデルにご紹介しましたが、朝方の生活を送りたい方は、24時に寝て3時に起きればOKです。これで無限に朝活できます。家族の朝ごはんをつくってあげることも可能です。
奥さんに感謝されること間違いなしですね。
朝ごはんとお弁当まで完璧に用意したうえで、始発の電車に乗って、悠々座りながら優雅に出勤できます。
本来の出社時間になるまで近所のカフェや空いている会議室で勉強なり、仕事をすれば完璧な朝となります。
3時間睡眠の生活、イメージできましたか?
【方法】まずはすっきり起きるところから
3時間睡眠の生活がどんなものかとイメージを膨らませていただいて、3時間しか寝ないって良いなと思われたかもしれませんが、やはり懸念点はいくつか出てきますよね。
- まず、そもそも起きられるのか。
- 起きた後つらくないのか。
この懸念点をクリアさせましょう。
すっきり起きるためにまず起きる仕組みを理解しましょう。
断言しておきますが、「前日の睡眠時間が短いから寝起きが悪い」は、間違っています。
睡眠不足=寝起きが悪いは必ずしも成り立ちません。
寝起きは良い方が良いに決まってますし、みなさんの精神衛生上もその方が良いはずです。
なぜならみなさんはぐっすり寝られたかどうかの判定を、寝起きの良し悪しで判断していることが多いからです。
寝起きが悪い=睡眠が足りていない、睡眠の質が悪かった
という具合です。
寝起きさえ良ければ、ちゃんと寝られたと判断しますよね?
ということで、とにかく寝起きを良くしましょう。
そうすれば、今の睡眠時間を短くすることに抵抗はなくなり、心置きなく3時間睡眠への道を歩めることになるでしょう。
睡眠時間とすっきり起きることの関係性についてはこちらをどうぞ。
【方法】日頃の眠気をどう対処するか
すっきり起きられるようになった後に気になるのは、起きた後日中は眠くないのか、辛くないのかということでしょう。
寝起きの話と似ていますが、大前提として、眠気の発生要因は睡眠不足だけではありません。眠気が発生する要因は、なんと睡眠不足以外にも20種類ほどあります。
衝撃じゃないですか?
つまり、どれだけ睡眠をたくさんとろうと、他の眠気の発生要因がいくつも重なっていればばっちり眠くなるということです。
そして、これは明確な事実として、大抵の人は、多くのシチュエーションで、睡眠不足以外の眠気の発生要因が生じまくっています。
例をあげましょう。
- 睡眠時間がいつもよりだいぶ短かった日に、ディズニーランドで友達と遊ぶのと、社長の話を延々聞き続けるのとでは、眠気の感じ方は同じじゃないですよね?
- では10000人いる社員全員集まって、みんなで社長の話を聞くのと、マンツーマンで聞くのと、これも同じではない。10000人対社長一人だったら、たぶん寝てますよね 笑
- みんなで社長の話を生で聞くのと、社長の話が収録されたDVDを視聴するのとでは、これも同じではない。
- DVDを会社で各々のデスクで見るのと、自宅で見るのこれも同じではない。
- 立ってDVDを見るのと、ふかふかのソファで座って見るのでは、これも同じではないですね。
- 明るい場所でDVDを見るのと、暗い場所で見るのも違います。
- 朝DVDを見るのと夜見るのでも違います。
そろそろ雰囲気は掴めてきましたね?
日頃の生活で眠気を感じないようにしたいのに、ふかふかのソファで夜に社長のDVDを見るのはかなり不利です。眠くなりますね。
見るなら朝に他の社員の目があるところで、できるなら立ってみるのが良いのです。
まずはどういう行動が眠気を感じやすいのか、
そして、どういうシチュエーションで眠気を感じやすいのか、
自分でよく分かっておくのが大切です。
感じた眠気を覚ますには、こちらを参照ください。
【方法】短眠と少食の関係
ショートスリーパーの睡眠を食事で考えましょう。
睡眠時間が7時間だったのを3時間にするなら、約半分ですね。
これを食事で考えましょう。
1日3食だったのを、1食と間食にするイメージですね。
今まで1日1食だったよという人はなかなかいないと思います。
朝ごはんを食べないという人はいても、朝も昼も抜いてますという人はお目にかからないですね。
では、今のあなたの食事習慣をやめて、1日1食と間食のみにしようと思って、やれる自信はありますか?
1日だけ、1週間だけならまだしも、今後しばらくとなったら自信をなくすのではないでしょうか。
それこそショートスリーパーの話をするときに言われるように、「わたし寝るのが好きなんで無理です」と言う感じで「食べるの好きだから無理」となりかねませんね。
いくら今の食生活によって肥満で不健康になって食費がかさむとなったとしても、1日1食+間食にぱっと変えられる人はそういないでしょう。
そのためにRIZAPのような安くない金額のコンサルタント、パーソナルトレーニングが流行っているんですね。
RIZAPは食事の回数を減らす方法でなく、食事の内容を変えるのに加えてトレーニングをするものですが、体重を減らすという目標が難しいからこそ、多くの人がRIZAPにお金を払っているのです。
食事の回数を1食+間食にするとなったら、更に難しいと感じる人が多いでしょう。
睡眠の話に戻りますが、睡眠時間を7時間を3時間にするって通常の感覚でいうと正気の沙汰ではないわけですね。
今回の記事で確かに3時間睡眠になるための方法をお伝えしましたが、ダイエット同様に、方法が分かっているけど実行できない、目標達成できないということになってしまうことも多いと思います。
今まで培われた習慣を変えるのは何大抵のことではないからです。
ということで、もし睡眠に関してRIZAPのように安くはない価格ですが、ショートスリーパーになれる確率が限りなく100%に近いサービスがあったとしたら需要はあるでしょうか?
もし今回の記事やこのHPの他の記事を読んで試してみて、もし上手くいかないことがあったら、ぜひショートスリーパーを育成するプロから習ってみてください。
食事を減らしてダイエットしようとして、我慢できずバカ食いしてリバウンドするくらいなら可愛いものですが、睡眠の場合は、失敗すると大切な場面で寝てしまったり、何かしらの事故を招いてしまうなど、シャレにならないことが起きる可能性が高いです。
ぜひ安全に、高い確率でショートスリーパーになれる選択肢をとることをお勧めします。